消化器・肝臓内科
担当医師からのメッセージ
苦痛の少ない内視鏡検査
日本では厚生労働省が「人口動態調査」を毎年、統計結果を公表しています。
この統計の中には、がんの種類別の死亡者数が掲載されています。その中でも、消化管のがんで命を落としている方が増加しています。しかし、そのほとんどは、定期的に検査を受けていただくことで早期発見・早期治療が可能です。
消化管の検査の代表的なものは胃カメラ、大腸カメラですが、多くの方がこれらの検査は苦痛を伴うものと考えていると思います。 当院では内視鏡検査は静脈麻酔を併用して行っています。麻酔薬を適切に使用する事で嘔吐反射を抑え、内視鏡検査の多くの不快感を軽減することが可能です。
当院で内視鏡検査を受けていただいた多くの患者さんから「以前の検査より楽だった」「思っていたより楽だった」と感謝の言葉をいただきます。快適で安全な検査であれば定期的な検査も苦痛ではなくなります。
見落としの少ない内視鏡検査
近年、テレビや雑誌などで「ピロリ菌」という言葉を当たり前のようにみかけるようになりました。「ピロリ菌」は胃の中に住んでいる細菌で、慢性胃炎の原因となります。長期の慢性胃炎は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌の原因となります。日本人はとりわけこのピロリ菌の感染率が高く、胃癌の発生が多いのもそのためです。
当院はH.pylori(ピロリ菌)感染症認定医による、ピロリ菌の存在や胃炎の状態を理解しながら内視鏡検査を行うことが可能です。ピロリ菌の胃炎の状態を観察しながら内視鏡を施行することで、がんが存在するかどうかばかりでなく、検査を受けた人が将来どのような消化管の病気にかかるか予想することも可能です。
肝疾患
肝臓は基礎代謝の約25%を担っています。また、アルコールの約90%を処理し、他の毒物の解毒なども行っています。
肝臓病の初期はだるいくらいで症状はほとんどでません。「肝臓そのものが痛い」ということもほとんどありません。
これは、肝臓が人間の臓器の中で特に強い臓器だからです。しかし、「最近非常に疲れやすい」「身体がむくむ」という場合肝臓の病気かもしれません。早めに肝機能検査を受けられるようお勧めします。
外来診療時間
診察時間 午前9:00 ~ 午後6:00
休診日 木曜日午後・日曜日・祝日
診療日
※診療体制は変更になる場合があります。
午前
石川 久
青山 祐樹
石川 久
石川 久
石川 久
午後
青山 祐樹
石川 久
休診
石川 久
石川 久
 
内視鏡・エコー検査のみ
内視鏡検査/エコー検査 予定表(予約制)
※診療体制は変更になる場合があります。
石川 久
岡山大学
神戸大学